リモートワークでどう変わった?ビジネスパーソンの時間の使い方

新型コロナウイルスの感染防止対策として、リモートワークを実施する会社が急増しました。環境を整備する間もなく、手探り状態で今回初めてリモートワークを導入した企業も多いようです。ビジネスパーソンも、慣れない環境で働きながら、様々なメリット・デメリットを感じているのではないでしょうか。ここでは、リモートワークによってビジネスパーソンの時間の使い方がどのように変化したのかを、調査結果をもとにご紹介します。

無駄な会議や飲み会からの解放で仕事効率がアップ

情報共有ツール「Stock」を運営するリンクライブは、2020年4月1日から2日の期間で、リモートワークを導入している企業の会社員に対し、新型コロナウイルス感染拡大に伴うリモートワーク実態調査を実施しました。その結果、20~30代の会社員の65%以上、40代以上の75%以上が「無駄と感じる会議の時間が減った」「もともと無駄と感じていた飲み会などのコミュニケーションが減った」と回答しています。

出典:【リモートワークで浮き彫り】 ベテラン世代の75%以上が「無駄な会議が減った」と回答!Stock、「第2回 新型コロナウイルス感染拡大に伴うリモートワーク実態調査」 の結果を発表|PR TIMES
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000011.000011768.html

これらの無駄と感じていた時間から解放され、上司の干渉も無くなったことにより、「業務の効率化や仕事の快適性につながっている」、「自分のペースで仕事ができるようになった」という声が寄せられています。一日中家にいることで、オンオフの切り替えが難しいといった意見も一部ありましたが、自分の好きなペースで仕事を進められることをメリットに感じる人が多くいました。

出典:【リモートワークで浮き彫り】 ベテラン世代の75%以上が「無駄な会議が減った」と回答!Stock、「第2回 新型コロナウイルス感染拡大に伴うリモートワーク実態調査」 の結果を発表|PR TIMES
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000011.000011768.html

通勤時間が無くなり、プライベートの時間が増加

リモートワークの大きなメリットのひとつは、通勤のストレスから解放されることでしょう。回答者のうち約8割が、通勤のストレスから解放されたと回答しています。

出典:Stock、「第1回 新型コロナウイルス感染拡大に伴うリモートワーク実態調査」 の結果を発表|PR TIMES
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000007.000011768.html

また、職場のコミュニケーションや通勤時間が無くなったことなどにより、プライベートの時間が充実していると回答した人は64%にのぼりました。

出典:Stock、「第1回 新型コロナウイルス感染拡大に伴うリモートワーク実態調査」 の結果を発表|PR TIMES
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000007.000011768.html

通勤に要していた時間を家事や趣味、勉強に費やせるようになり、毎日が充実しているといった声や、家族と一緒に夕食を食べながらコミュニケーションが取れるようになったという声が寄せられました。

稟議や決裁を行うITツールの活用が生産性に貢献

 アドビ システムズは、2020年3月19日から24日の期間に、新型コロナウイルスの影響により初めてテレワークに取り組んだビジネスパーソンに対し、テレワークのスキルについて調査を実施しました。電子契約サービスや電子署名、ペーパーレス化のためのためのスキャンツールを活用している人は、ビデオ会議ツールやビジネスチャットを活用している人以上に、テレワークを導入して生産性が上がったと実感しています。コミュニケーションツールだけでなく、稟議や決裁などを行うITツールを活用しペーパーレス化することが、生産性の向上につながるということが分かりました。

出典:アドビ、ビジネスパーソンのテレワークスキルに関する調査結果を発表
https://www.adobe.com/jp/news-room/news/202004/20200413_adobe-telework-survey2.html

ペーパーレス化に対応できない企業では途中出社する人も

しかし、こうしたITツールを活用しペーパーレス化を促進させることは、多くの企業にとって高い壁となっています。経営財務の国際資格認定機関である日本CFO協会は、3月18日から4月3日の期間で、上場企業の経理・財務幹部に対して「新型コロナウイルスによる経理財務業務への影響に関する調査」を実施しました。

テレワークに適していると考えられていた財務関連の業務でさえ、2、3月にテレワークを実施した約7割のうち、41%が「テレワーク実施中に出社する必要が発生した」と回答しています。主な出社理由は「請求書や押印手続き、印刷など紙データの処理」でした。テレワークを実施しなかった企業の77%が「請求書や契約書など紙の書類がデジタル化に対応できていない」ことを理由に挙げていることからも読み取れるように、深く根付いた紙文化を廃止することは簡単なことではありません。ペーパーレス化へ踏み出せるかどうかが、リモートワークにおける大きなポイントといえそうです。

まとめ

今回手探り状態の中導入した企業も多いリモートワークですが、無駄な会議や飲み会が無くなり業務効率が上がったことや、プライベートの時間が充実したことなど、リモートワークによってビジネスパーソンの時間の使い方には様々な変化が生じていることが分かりました。働き方改革の一環として、リモートワークは今後ますます加速していくでしょう。より快適で効率的なリモートワークを実施するために、環境の整備やペーパーレス化を推進していく必要がありそうです。

参考:Stock、「第1回 新型コロナウイルス感染拡大に伴うリモートワーク実態調査」 の結果を発表|PR TIMES
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000007.000011768.html

参考:【リモートワークで浮き彫り】 ベテラン世代の75%以上が「無駄な会議が減った」と回答!Stock、「第2回 新型コロナウイルス感染拡大に伴うリモートワーク実態調査」 の結果を発表|PR TIMES
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000011.000011768.html

参考:ITツール活用でテレワークの生産性向上を実感 困った際の相談相手の有無は世代間ギャップも/アドビ調査|SalesZine
https://saleszine.jp/news/detail/1396

参考:「テレワーク中に出社」4割 経理財務の在宅勤務阻む紙の壁|日経BizGate
https://bizgate.nikkei.co.jp/article/DGXMZO5771861006042020000000

Digital Workstyle College 編集部
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