【2020年】特許・知的財産管理システム5選を比較

事業経営を行う上で、知的財産情報の果たす役割はますます大きくなっています。

しかし、特許や知的財産管理にまつわる業務をExcelなどで管理している企業がいまだ多いのが現状です。

自社の保有する特許や知的財産情報を、タイムリーに商品開発や経営に生かすためには、特許申請からその後の保有状況までをシステム化して管理することが、これからますます重要となってくるでしょう。

そこで今回は、多くある特許・知的財産管理システムから、編集部の知見でセレクトした5システムについて解説していきます。

特許・知的財産管理システムとは

特許・知的財産管理システムは、企業や特許事務所における知的財産管理を効率化するために開発されたシステムです。特許・知的財産にかかる管理コストというのは無視できないものがあり、効率化することによって事業費を削減できるだけでなく、事業貢献に向けた知財管理情報活用にもつながります。

一般的な企業の特許・知的財産管理システムは、以下のように、特許出願において発明~権利化までに発生する業務の管理を主としています。

・特許出願

・中間処理における期限管理

・登録

最近ではそれだけでなく、登録が完了したものについての情報や期限管理や、特許発案者への年金支払など、特許にまつわる様々な業務を取り扱うようになってきました。

これまでは、特許・知的財産管理システムについては、オンプレミス型で自社サーバーを用意して設置するというパターンが多かったのですが、これは、サーバーをはじめとした保守コストが高くなってしまうため、多くの事業会社ではシステム化に二の足を踏んでいたのです。

しかしここに来て、クラウド型のシステム開発が盛んに行われるようになり、自社開発の高コストからの脱却をはかりたい大企業なども導入を進めています。

クラウド化により、法改正や帳票改訂などもリアルタイムで情報が更新できるだけでなく、取引先の変更・追加に伴うシステム上の対応や、特許事務所側のシステム運用をアウトソーシングすることが可能になるため、社内の運用コストも削減できるからです。

各社にてさまざまな機能を打ち出していますが、次の項では基本的な機能について説明いたします。

特許・知的財産管理システムの基本的な機能

特許・知的財産管理システムについて基本的な機能を解説します。ここに記載したのはあくまで基本のため、システムによっては機能が異なりますがご了承ください。

(1)案件管理

特許・実用新案・意匠・商標の知的財産四法と言われる、出願データの案件管理機能です。

「発明提案」(発明の届出)の段階からデータを管理するための「受付管理」機能を有しているものもあります。

(2)期限管理

出願後の案件を管理します。何をいつまでにどうするかといった法定期限の自動計算を行ってくれる機能です。カレンダー形式で見やすく管理できたり、社内独自の管理期限などをスケジューリングできるシステムもあります。

(3)包袋管理

包袋とは、特許・商標等の出願・審査経過を特許庁でまとめて保存してあるファイルのことです。

出願以後の特許庁と出願人とのやりとりは、この包袋を確認することでわかるようになっています。なぜ「包帯」というのかというと、昔は、これらを袋の中に保存していたためです。

包袋の内容には、出願書類、拒絶理由通知、意見書、 手続補正書などが含まれ、包袋管理とはこれらのやりとりを確認できたり、期限を管理したりする機能のことを差します。

(4)帳票出力

特許庁提出書類の印刷・ファイル出力機能を初め、社内向け・特許事務所向けなどの各種管理帳票類を作成する機能です。

WordやPDFでダウンロードできるシステムなどを搭載しています。

(5)ワークフロー

ワークフローとは、業務についての一連のやりとりの流れのことです。例えば出願フローや中間手続きフロー、審査請求要否フローなど、業務によって承認者やそのルートは異なります。

特許・知的財産管理システムに搭載されるワークフロートは、このような様々な知財業務フローにフィットしたワークフローを構築できるシステムです。決裁権者が何人もいるような企業向けの仕組みといえます。

(6)特許庁連携

特許庁に届出したデータと連携させ、包袋を自動登録、書誌事項自動更新したりできる機能です。案件詳細画面の公報番号をキーに公報データを表示させたり、審査経過データの取込による案件情報の照合が可能となります。

また、特許庁の情報に沿って、入力したシステムないデータを修正できる機能を搭載しているシステムもあります。

(7)年金管理

特許庁から特許査定(または審決)が届いたら、出願人は特許(登録)料を支払うことで権利化をすることができます。

さらに、その特許の権利を維持するために、権利者は毎年、特許(登録)料を納付しなければなりません。これが「年金」と呼ばれるものです。

年金が支払われない場合は権利消滅となりますので、年金管理は重要な業務となっています。

年金管理機能は、この年金についてもれなく支払うことをサポートするものです。

中には、年金管理会社から提供されたデータをそのまま取込。面倒なデータ入力の手間が省けるものもあります。

特許・知的財産管理システム比較表

今回の記事では、以下の5つのサービスについて比較します。

1.PatentManager 特許管理システム(日本パテントデータサービス株式会社)
https://www.jpds.co.jp/management/patentmanager/tokkyo.html

2.特許管理クラウドサービス ATMS PROPAS(富士通株式会社)
https://www.fujitsu.com/jp/solutions/industry/manufacturing/ip/patentmanagement/propas/

3.root ip特許管理システム(企業版・事務所版)(株式会社 root ip)
https://rootip.co.jp/products/rootip-cloud-corp

4.CyberPatent Topam(サイバーパテント株式会社)
https://www.patent.ne.jp/service/topam/

5.知的財産管理クラウドサービス「PALNET/MC Cloud」(株式会社 日立システムズ)
https://www.hitachi.co.jp/Prod/comp/app/tokkyo/mccloud/index.html

PatentManagerATMS PROPAS特許管理システムroot ipCyberPatent TopamPALNET/MC Cloud
提供形式オンプレミスクラウド(オンプレミス希望の場合は別システムあり)クラウドオンプレミス/クラウドクラウド(別システムPALNET/MC6をクラウド化したもの)
四法対応特許・実用新案・意匠管理、商標管理、他社管理の3つモジュールの中から、選択して導入することが可能特許実用新案意匠商標特許実用新案意匠商標特許実用新案意匠商標特許実用新案意匠商標
期限管理
カレンダー形式
メール通知可能

法定期限だけでなく、自由設定も可能

カレンダー形式あり

一覧表示メールでのアラームも可能
包袋管理
特許事務所連携オプション
サブシステムで導入可能自動タイムスタンプ付与機能あり
帳票作成
自社独自のレイアウト可能

ワードを利用して帳票を簡単作成

特許庁への提出書類も作成可能

ExcelマクロWordPDFなど多彩

標準帳票を多数用意
外国案件対応ATMS PM2000にて対応
特許庁連携公報検索システム連携オプションにてデータベースとの照合可能ATMS PPW(出願支援パッケージ)からの特許庁書類取込みが可能
特許庁の特許情報標準データに対応。手元のデータに不具合があっても、特許庁データで修正可能
「CyberPatent Desk」にて案件詳細画面の公報番号をキーに公報データを表示・審査経過データ取り込みなど可能特許情報提供サービス「Shareresearch」にて対応
ワークフロー承認回覧オプションありワークフローシステム「CyberPatent Topam /WP」導入要オプションにて用意
年金管理別システムPATASにて提供
年金納付、更新の要否を検討し、納付結果を登録
「CyberPatent Link」にて提供
日本技術貿易株式会社に対する特許年金管理の依頼から納品までの業務を効率化
オプション・公開検索システム連携・年金取込・化学物質検索連携・汎用CSV取込・特許事務所連携カスタマイズ可能。実績報奨金額算出、独自の整理番号ルール設定など・特許管理・他社管理・商標管理・包袋管理・経費管理・契約管理・契約書誌情報・文書管理・商標管理・ワークフロー・特許調査・各種調査など
導入事例特に記載なし取引先には旭化成グループ、アステラス製薬、信越化学工業、武田薬品工業など約 3,000社
船井電機株式会社など
導入実績70社超出願上位100社中、約30社の利用実績あり
・トヨタテクニカルディベロップメント株式会社・株式会社ジャパンディスプレイなど

※ここに示した機能はあくまで概要であり、それぞれのシステムのプランによって機能が異なる場合があります。

※価格やオプションの料金については、以下、それぞれのサービスにおける「プランと価格」をご確認・もしくは直接お問い合わせください。

PatentManager 特許管理システム

画像:日本パテントデータサービス株式会社WEBサイトより (https://www.jpds.co.jp/)

PatentManager 特許管理システムの主な機能や特徴

画像:PatentManager 特許管理システムWEBサイトより 
https://www.jpds.co.jp/management/patentmanager/tokkyo.html

PatentManager 特許管理システムは、国内外における自社出願の管理から他社の問題特許の把握まで、特許管理に特化した管理機能を持つシステムです。

「出願受付」、「出願手続き」、「審査請求」など多岐にわたる特許業務をスムーズに処理するために、期限管理や審査請求要否問い合わせなどを自動処理してくれます。

各種画面・帳票・業務フローについては、用途や目的に合わせてドラッグ&ドロップ操作で自由に配置して、使いやすいように画面をカスタマイズすることが可能。

各種単票、Excel帳票、一覧表の作成・レイアウトもできます。

他社管理・ワークフロー・公報検索・年金取込・特許事務所連携などの機能はオプションで付与可能です。

PatentManager 特許管理システムのプランと価格

無料トライアル不明 要問い合わせ
基本料金プラン要問い合わせ
備考製品・サービスに関するお問い合わせは以下リンクより
https://www.jpds.co.jp/contact/products.html
講習会も実施されています
https://www.jpds.co.jp/school/index.html

参考:PatentManager 特許管理システム (https://www.jpds.co.jp/management/patentmanager.html

PatentManager は「特許・実用新案・意匠管理」、「商標管理」、「他社管理」の3つのモジュールの中から、必要なものだけ自由に選択して導入することが可能です。

料金プランなどは公開されていないので、まずは問い合わせが必要となります。

講習会やシステム相談会なども実施されているので、備考のリンク先より確認してみてはいかがでしょうか。

PatentManager 特許管理システム販売会社

販売会社日本パテントデータサービス株式会社
設立昭和63年10月1日
住所〒105-0003 東京都港区西新橋2-8-6 住友不動産 日比谷ビル
従業員数46名

ATMS PROPAS

画像:ATMS PROPASサイトより
https://www.fujitsu.com/jp/solutions/industry/manufacturing/ip/patentmanagement/propas/

ATMS PROPASの主な機能や特徴

画像:ATMS PROPASサイトより https://www.fujitsu.com/jp/solutions/industry/manufacturing/ip/patentmanagement/propas/product/index.html

ATMS PROPASは、富士通が開発した特許管理クラウドサービスです。

四法(特許・実用新案・意匠・商標)における届出~出願~権利消滅までの工程を年金の支払まで含めて一元管理することで、業務効率化を実現します。

クラウドシステムなので、インターネットに接続可能なPCさえあれば、どこでもすぐに利用でき、専用サーバーの監視も不要。法改正によるアップデートも自動であるのがポイントです。

また、企業と特許事務所でのデータは約7割が同じもの。企業・特許事務所で相互に入力したものをクラウド上でリアルタイムで情報連携することができるため、入力の手間を省くこともできるほか、変更履歴(誰がいつ、どのように修正したか)の確認による証跡管理が可能であり、データの正確性を担保してくれます。

データ入力にかける労力が大きいと感じている企業には、特に一押しのシステムでしょう。

ATMS PROPASは、出願中堅・中小企業様や特許事務所向けのシステムなので、大企業向けはATMS PM2000が適しています。

ATMS PROPASのプランと価格

無料トライアルあり 14日間 以下リンクより申し込みhttps://jp.fujitsu.com/cgi-bin/formoutput.cgi?FMT=/solutions/ip/contact/index
料金<企業向け>基本サービス(月額基本料。2,000件までの案件管理可能):50,000円管理件数増加サービス(1,000円~):40,000円~データリンクサービス(特許事務所と接続):15,000円~
料金<特許事務所向け>基本サービス(月額基本料。2,000件までの案件管理可能):10,000円管理件数増加サービス(1,000円~):5,000円~
備考※初期構築費用は別途必要です。※件数カウントについては、未出願案件、権利満了案件、外国案件もそれぞれ1案件として数えます※庁手続連携機能をご利用いただく場合は、ATMS PPW(出願支援パッケージ)が必要です。

参考:ATMS PROPAS公式サイト 料金プラン https://www.fujitsu.com/jp/solutions/industry/manufacturing/ip/patentmanagement/propas/price/

ATMS PROPASは「シンプルで分かりやすい入力画面」をうたっていますが、使い勝手は実際に利用してみた方がわかりやすいでしょう。無料トライアルがあるため、問い合わせしてみてはいかがでしょうか。

ATMS PROPAS 運営会社

運営会社富士通株式会社
設立1935年6月20日
住所〒211-8588 神奈川県川崎市中原区上小田中4-1-1
従業員数129,071名(2020年3月31日現在)

特許管理システム root ip

画像:root ipサイトより (https://rootip.co.jp/

root ip特許管理システムの主な機能や特徴

画像:root ipサイトより
https://rootip.co.jp/products/rootip-cloud-corp

root.jpは、2014年に弁理士の方が設立した会社で、知財業務を効率化するツールを提供しています。

中心となる特許管理システムは、企業版と特許事務所版をそれぞれ提供しているのですが、設立が新しいだけあって、インターフェースの美しさと見やすさが群を抜いています。

国内外の知財四法(特許・実用新案・意匠・商標)全てに対応していることと、クラウドシステムのため、法改正の対応や機能アップデートが自動で行われることが強みです。

インターネット出願ソフトのデータも一括取込でき、特許庁への提出書類も1クリックで作成できるなど、かゆいところに手が届く機能も取り入れられ、事務部門だけでなく、技術部門、経営者まで全員が便利になるシステムとして業務効率化を可能にします。

root ip特許管理システムのプランと価格

無料トライアルあり 最大2か月
料金<企業向け>初期費用:基本料金40万円(1回のみ)
<オプション>代理人連携 25万円発明者連携 25万円データ移行 50万円~カスタマイズ20万円
月額費用:必須 知財部アカウント 1.5万円/1ユーザー(ユーザー数によってディスカウントあり 要相談)
<オプション>発明者アカウント 1万円/10ユーザーから代理人アカウント 1万円/1ユーザー
料金<事務所向け>初期費用:基本料金40万円(1回のみ)
<オプション>データ移行 50万円~カスタマイズ20万円~
月額費用:必須 アカウント 1.5万円/1ユーザー(ユーザー数によってディスカウントあり 要相談)
備考初期費用の基本料金40万円には操作説明会を2回含みます
問い合わせ先:https://rootip.co.jp/contact

参考:root ip特許管理システム公式サイト
https://rootip.co.jp/products/rootip-cloud-corp

特筆すべきは、最大2か月の無料トライアル期間があることです。その前にも、Web上でのシステム説明会に参加することで、実際の操作画面や細かい機能を確認できます。

root ip特許管理システム運営会社

運営会社株式会社 root ip
設立2014年9月26日
住所〒105-0003 東京都港区西新橋1-23-3 SAグレイス5F
従業員数

CyberPatent Topam

画像:CyberPatent Topamサイトより (https://www.patent.ne.jp/service/topam/

CyberPatent Topamの主な機能や特徴

画像:CyberPatent Topamサイトより (https://www.patent.ne.jp/service/topam/)

サイバーパテント株式会社の、知的財産ソリューション「CyberPatent 」。

1986年と発売は古いのですが、国内外データの一元管理や多言語表示にも対応しています。

特徴としては、「CyberPatent Topam」特許管理をはじめとした管理に特化したシステムということ。特許管理、他社管理、商標管理、包袋管理をはじめ、経費管理、契約管理といった周辺業務はサブシステムとなっています。業務に合わせてサブシステムを選択して契約する仕組みです。

出願受付や依頼、審査請求要否などのワークフローシステムは「CyberPatent Topam/WP」、特許庁の情報連携は「CyberPatent Desk」といったように、「CyberPatent 」シリーズを組み合わせて使うシステムになっています。

基本的にはオンプレミスですが、クラウドサービスも対応可能です。

CyberPatent Topamのプランと価格

無料トライアル不明・要問い合わせhttps://www.patent.ne.jp/04data/index.html
料金要問い合わせhttps://www.patent.ne.jp/04data/index.html
備考操作体験会を実施しています
https://www.patent.ne.jp/events/introduction.html

参考:CyberPatent Topamサイト 
https://www.patent.ne.jp/service/topam/index.html

「CyberPatent TOPAM」(TOPAM)については、その料金体系が公表されていません。

導入を検討している方向けに、操作体験会を実施していますので、一度問い合わせてみてはいかがでしょうか。

CyberPatent Topam運営会社

運営会社サイバーパテント株式会社
設立2001年7月1日
住所〒100-0004 東京都千代田区大手町2丁目2番1号 新大手町ビル4階
従業員数60名(2018年2月時点)

PALNET/MC Cloud

画像:PALNET/MC Cloudサイトより (https://www.hitachi.co.jp/Prod/comp/app/tokkyo/mccloud/index.html

PALNET/MC Cloudの主な機能や特徴

株式会社 日立製作所の知的財産管理システム「PALNET/MC6」の機能をコンパクトにまとめ、株式会社 日立システムズがクラウドサービスとして提供しているのが「PALNET/MC Cloud」です。

国内外における特許・実用新案・意匠・商標の出願や期限管理、案件進捗管理などが可能です。特許情報提供サービス「Shareresearch」とリンクすることで、特許庁とデータ連携もできます。

2018年には、海外に多くの商標権を持つグローバル企業に向けた商標権専用の管理システム「TMODS」を開発した株式会社マークアイと協業し、商標データ管理で培ってきたノウハウを活かした入力支援サービスも開始しています。

PALNET/MC Cloudのプランと価格

無料トライアル要問い合わせ
料金要問い合わせ
備考お問い合わせは株式会社 日立製作所で受け付けた後、 原則として株式会社 日立システムズより回答されます。
また、日立知財ソリューションセミナーがWEBなどで実施されますので、こちらに参加されるのもおすすめです。https://www.hitachi.co.jp/Prod/comp/app/tokkyo/event.html

参考:JAPIO PALNET/MC Cloud紹介
https://japio.or.jp/00yearbook/files/2019introduction/02_13.pdf

PALNET/MC Cloudについては、導入や契約料金については要問い合わせとなっています。

日立グループの知財ソリューションについては、時折セミナーも実施されていますので、上記備考欄のリンクより、近日開催のものがあれば、参加してみるのも良いのではないでしょうか。

PALNET/MC Cloud運営会社

運営会社株式会社日立システムズ
設立1962年10月1日
住所〒141-8672 東京都品川区大崎1-2-1
従業員数単体:9,823名(2019年3月31日現在)

まとめ

これまでは、自社サーバーを用意し、専用にカスタマイズしていた特許・知的財産管理システムですが、ここ数年で多くのシステムがそうであったようにクラウド化の波が来た印象があります。

導入時のイニシャルコストが高いオンプレミス型の導入に二の足を踏んでいた中小企業も、クラウドであれば、Excel管理からシステムへの移行は容易です。

これまでクラウドのセキュリティ面が心配されてきましたが、ここ数年で体制も強化されてきています。

それよりも、クラウドによってデータを共有できることで、これまで企業内で行っていたデータ入力を外注できたり、特許庁データと整合性チェックが行えたりなど、メリットの点が強調されるようになってきました。

今回紹介したもの以外にも、特許・知的財産管理システムは多くのものがありますので、現在の業務に非効率性を感じている方は、ぜひ一度導入を検討してみてはいかがでしょうか。

Digital Workstyle College 編集部
この記事を書いた人